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【沖縄取材の現場から】疑惑から逃げられぬ玉城沖縄知事

沖縄県議会で、県発注事業をめぐる玉城デニー知事(中央)の疑惑が焦点になっている=9月30日(杉本康士撮影)
沖縄県議会で、県発注事業をめぐる玉城デニー知事(中央)の疑惑が焦点になっている=9月30日(杉本康士撮影)

 沖縄県の玉城デニー知事が県議会で、県の発注事業をめぐる疑惑を追及されている。玉城氏の支援者が沖縄事務所代表を務める「ペーパーカンパニー」に対し、知事の意向を忖度(そんたく)して2400万円超の事業を発注した-。自民党はこう主張し、知事を辞任に追い込むことも視野に入れている。現時点で疑惑に決定的な証拠がなく、玉城氏自身は余裕の表情だが、平然としていられない事情もある。

 「知事のクビを取れれば最高だな」

 自民党県連幹部は9月30日、県議会で同日浮上した県発注事業をめぐる疑惑に関し、こう息巻いた。自民党は地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置も求める。

 問題となっているのは、県が山形県寒河江市の社団法人「子ども被災者支援基金」が代表を務める共同事業体に発注した有識者会議「万国津梁会議」の支援業務(事業費2407万7千円)だ。玉城氏肝いりの会議で、米軍基地の整理・縮小などをテーマに5月30日から会合を重ねている。契約日前日の5月23日には、玉城氏と受注業者が那覇市内で会食していることも発覚した。

忖度発注と倫理違反

 自民党が主張する疑惑は、主に2点ある。

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