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猛威を振るう豚コレラ最前線、苦悩する養豚農家

ワクチンのない感染も

 ただ、問題は残っている。ワクチン接種を国内全域で進めるか、知事の認可で都道府県単位で進めるかだ。

 都道府県単位で接種した後、接種豚の流通を接種県だけに限定されれば、中京や関西、関東に出荷している三重にとっては打撃が大きい。このため、ワクチン接種後の流通に関しても本州など広い範囲での流通許可を求めていく考えだ。

 8月中旬に豚コレラを抑制したリトアニアとドイツなど「清浄国」を視察した三重県紀州家畜保健衛生所の平塚恵子副所長によると「養豚場の徹底した衛生管理や、野生イノシシに対する厳格な流通規制などで克服していた」という。

 ワクチンを接種して感染を防ぎつつ、清浄国並みの流通を維持できるのか、国は難しい方程式を突きつけられている。さらに、対応ワクチンのないアフリカ豚コレラ感染が中国から隣国・韓国まで迫っている。

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