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ウミガメ産卵、避雷針…五輪の課題、暑さだけじゃない

 ■表示が小さい?

 テスト大会で組織委が重点的にチェックするのは会場、計時計測機器などテクノロジー、スタッフの3点。スタッフによる運営面についてはここまで国際競技連盟側からもおおむね高評価を受けているというが、会場とテクノロジーについては課題も出た。

 劇場型の会場で行われる重量挙げでは、客席と選手との間にジュリー(陪審)席があり、視界を一部遮った。組織委ではジュリー席を下げる方向で検討している。バスケットボールなどのテスト大会では、電光掲示板の表示が小さく読みづらいとの指摘もあった。

 テスト大会を兼ねて開催された柔道の世界選手権では、本番で採用予定の中国製の畳を使用したところ、「色が濃すぎて柔道着に反射する」との意見が出たため、色について再検討することとなった。五輪代表内定者を決めるマラソングランドチャンピオンシップでは、オメガ社のシステムトラブルで、男子のスタート時間が遅れるなどの実害も出た。

 ■限られた機会

 暑さとともに重要な課題となる輸送では、分村(離れた選手村)となるセーリングで事前告知とともに輸送テストを行った。会場ごとの選手や観客の動線計画は、今回の結果を踏まえ、引き続き検討が進められる。

 組織委では、各大会ごとに約2週間かけて課題の洗い出しを行い、改善に向けて各分野の担当部署に連絡している。他競技・会場でも起こり得る課題も少なくなく、担当間の情報共有も重要だ。こうした試行錯誤は、残るテスト大会はもちろん、大会直前まで続いていく。

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