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【安倍政権考】小泉進次郎環境相が“小泉語録”で被弾の理由

 ドイツの社会学者、マックス・ウェーバーは著書「職業としての政治」(岩波文庫/脇圭平訳)の中で、政治家は情熱、責任感、判断力の3つの資質が特に重要だと述べている。なかでも、判断力について「事物と人間に対して距離を置いてみることが必要」とした上で、「『距離を失ってしまうこと』はどんな政治家にとってもそれだけで大罪の一つ」と指摘している。

 小泉氏が福島県に何度も入り、被災地に寄り添う姿勢を強調するのは「復興から1人も取りこぼさない」という政治家としての信念と復興政務官を務めた自負からだろう。

 だが、それだけで復興は進まない。利害関係が複雑に絡む課題を、現実を直視しながら前進させるのが政治の力だ。温暖化対策で世界的な潮流である「脱炭素化」で日本の対応は遅れている。議論を主導する海洋プラスチックごみ問題も課題山積だ。国民的な人気と高い志を持つ小泉氏が環境相となった今こそできる仕事があると思う。

(政治部 小川真由美)

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