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白浜空港に「どこでもドア」…観光地へのアクセス便利に

和歌山県南部の空の玄関口・南紀白浜空港=白浜町(南紀白浜エアポート提供)
和歌山県南部の空の玄関口・南紀白浜空港=白浜町(南紀白浜エアポート提供)
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 和歌山県の空の玄関口、南紀白浜空港(白浜町)の運営会社「南紀白浜エアポート」が、旅行業に乗り出した。6月に海外の募集型企画旅行以外の全ての旅行契約を扱える「第2種旅行業」に登録。空港利用客に対し、紀南の豊かな自然を生かした体験型ツアーなどのサービスを提供している。空港運営会社が免許を取って自前で旅行業を行うのは珍しく、民間運営のモデルケースとなるか。   (前川康二)

 県営だった南紀白浜空港は、運営権を民間企業に譲渡する「コンセッション方式」で4月から同社が運営を始めた。民営化に伴い同社が打ち出したのが、周辺観光地へのアクセスを便利にする「どこでもドア構想」だ。すでに空港への高速バスの乗り入れ強化やレンタカー事業への参入など、さまざまな新サービスを始めている。

 こうした交通手段を利用した旅行業は「紀伊トラベル」の愛称で、大手が苦手とする県内各地の地域資源を生かした体験型プランを扱っている。例えば、「南高梅」のブランドで有名なみなべ町での梅ジャム作りや、串本町のマグロ養殖場でのエサやり、田辺市・熊野本宮大社でのご祈祷(きとう)などができるプランだ。

 また、近年増加傾向にあるビジネス客向けに、1人でも利用可能な白浜町の温泉旅館宿泊プランも開発。今後は空港内の観光案内所などでも販売していく。

 同社は年間1千人の利用を目指しており、担当者は「まずは空港を経由する旅行客を増やす。旅行業は、あくまで手段の一つ」と話す。

昨年に生まれた「彩浜(さいひん)」(右)に授乳するジャイアントパンダ「良浜(らうひん)」 =6日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド
昨年に生まれた「彩浜(さいひん)」(右)に授乳するジャイアントパンダ「良浜(らうひん)」 =6日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド
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 県営時代の同空港は年約3億円の赤字を出していただけに、収益の改善は急務。ただ現状では定期便が1日3往復の羽田便のみで、空港運営だけでは劇的な伸びは期待できない。そこで打ち出したのが、どこでもドア構想だ。

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