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“神秘の村”青森県新郷村に伝わるキリストと長慶天皇伝説

木々に囲まれ、白い柵で覆われたキリストの墓=青森県新郷村(福田徳行撮影)
木々に囲まれ、白い柵で覆われたキリストの墓=青森県新郷村(福田徳行撮影)
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 青森県南部に位置する人口約2400人の新郷村。この山あいの農村にいくつもミステリースポットがあるのをご存じだろうか。何と、ゴルゴダの丘ではりつけになったはずのキリストの墓と南朝第3代の長慶(ちょうけい)天皇の墓があるのだ。しかも同村の名は昔、「戸来(へらい)村」で、ヘブライ語が語源だったという説も。いずれも真偽のほどは定かではないが、伝説として根付いている。ミステリアスな雰囲気に包まれた“神秘の村”を訪ねてみたが、驚きの逸話が次から次と…。(福田徳行)

降ってわいた話

 役場から数キロ離れた「キリストの里伝承館」の一角にある丘の上にこんもりとした盛り土があり、木製の十字架がそびえ立っている。「キリストの墓」だ。隣には弟のイスキリの墓も寄り添うようにある。

 伝説の発端は、茨城県磯原町(現北茨城市)の皇祖皇太神宮に伝わる竹内文書。ここに「キリストが日本に渡り、この村で106歳の天寿を全うした」などと書かれていたことから、昭和10年に開祖の竹内巨麿(きよまろ)氏が村を訪れ、墓を発見したというのだ。

 突然降って沸いた話に村は大騒動に。その後逸話も相次いだ。「興味本位で墓を掘り起こそうとした人が病気になった」「病に侵された千葉県の女性が墓に花輪をささげたら治った」など枚挙にいとまがない。

 さらには、騒ぎになる前からも、魔よけのために子供を初めて野外に出すときは額に墨で十字を書く、足がしびれたときには額に十字を書くと治る、といった伝承があったという。

 実際、同伝承館には額に十字を書いた赤ちゃんの人形が展示されている。村企画商工観光課の佐藤泰司課長も「私も幼い頃、足がしびれたときに十字を切ったら治ったんです」と“証言”する。

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