PR

ニュース プレミアム

【高論卓説】売り上げ・防犯への影響軽微 ローソン無人レジの実力 松崎隆司

 「この時間帯の売り上げはだいたい3万円程度。しかしこの時間帯は2人のスタッフが必要で、1人1日1万円の人件費がかかる。これに光熱費などを入れればどうしても赤字になってしまう。しかし、商品の補充などをしなければならないので、店を閉めるわけにもいかない。この仕組みを活用すれば1人いれば対応できるので、何とか赤字にならないで済む。しかも仕事の負担も大きく軽減されています」(同)

 ローソンが心配していたのは防犯などの問題。これに対して店長は次のように語る。

 「カメラは今までの4倍、バックヤードでモニターをチェックしていますし、音声で防犯の告知もしています。それ以外にも防犯対策をしていますから、以前よりもよくなっていると思います」。完全無人化については、「できないことはないと思います。ただお客さまと接点を持って仕事をすることも大事です」と話した。

 今後、関東エリアの直営店などでもこうした実験が行われることが決まっており、横浜の店舗は半年間にわたって実験を続けていくという。果たして新しいビジネスモデルを作り出していけるのか、注目されている。

 

まつざき・たかし 経済ジャーナリスト。中大法卒。経済専門誌の記者、編集長などを経てフリーに。日本ペンクラブ会員。著書は『東芝崩壊19万人の巨艦企業を沈めた真犯人』など多数。埼玉県出身。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ