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【おらがぐるめ】青森・弘前 「清水森ナンバおろしそば」 マイルドな辛さがくせに

程良い辛さが人気の「清水森ナンバおろしそば」
程良い辛さが人気の「清水森ナンバおろしそば」

 扱いが難しいそば本来の風味を生かすことにこだわり、そば通の間では知る人ぞ知る名店だ。

 店主の石戸谷治彦さん(53)は18歳で上京し、ロックバンドをやっていた。だが当時、人気を博していたテレビドラマの影響を受け、急に厳しい環境に身を置きたくなった。そば好きだったこともあり、24歳で杉並区の老舗「本むら庵」の門をたたき、本店とニューヨークで計6年間修業。平成8年に念願の店を構えた。自家製粉にこだわり、素材の味を最大限引き出すため、殻が付いたままの国産の玄そばを石臼で粗挽きしている。

 「そばの実はむいた瞬間から劣化が始まる。だから一気に仕上げることが重要」

 お薦めは「清水森ナンバおろしそば」。ナンバとは南蛮(唐辛子)のことで、津軽地方で古くから栽培されている在来種の唐辛子を少しでもPRしようと考えた。のり、かつお節、ネギ、大根おろし、清水森ナンバのみそ漬けの具とそば、つゆが絶妙に絡む逸品。マイルドな辛さがくせになりそうだ。

 「そばは奥が深く、ゴールが見えない。いつまでたっても修業の身、小僧です」。師匠の教えを胸に刻み、今日も心を込めてそばを提供する。(福田徳行)

■メモ 青森県弘前市茂森新町4の3の7。0172・32・8837。清水森ナンバおろしそばは1210円(税抜き)。営業時間は午前11時~午後2時と午後5時半~7時半。定休日は毎週火曜日。JR弘前駅から車で約15分。

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