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ぽっぽ焼きか、蒸気パンか 下越のソウルスイーツの名前はどちら

阿賀野川を境に

 「阿賀北(あがきた)は『蒸気パン』って呼びますね」。石坂さんが“本家”と呼ぶ新潟市内の店の人に話を聞くと、こんな答えが返ってきた。阿賀北とは、阿賀野川より北側の地域を指し、新発田、胎内、村上の各市などが含まれる。

 実際に屋台に並んでいるお客さんに聞いてみた。

 蒸気パン派は、新発田市の64歳男性や36歳男性など、同市の中高年が中心だった。同じ新発田市でも、19歳女性など若者はぽっぽ焼き派。「中学校時代の友達もみんなぽっぽ焼きって呼んでました」とのこと。

 阿賀北最北端の村上市はどうか。「モチモチしたところが好き」という同市の40代女性は「蒸気パンです」と自信満々。ただ、高校2年生の娘さんはぽっぽ焼き派で、新発田市と同様、年代で呼び方が異なる構図を垣間見ることができた。

 一方、新潟市は全面的にぽっぽ焼き派。同市西区の34歳女性は「両親も祖父母もぽっぽ焼きと呼んでます」と力説した。

 調査の結果をまとめると、どうやら主に新発田市を中心に阿賀北の中高年が蒸気パン派の核となっているようだ。「じいちゃんは蒸気パンって言う」と教えてくれた同市の子供たちもいた。

 いまでは新発田市と新潟市にそれぞれ数軒ずつ業者がいるというが、勢力地図としては阿賀北地域の蒸気パンの旗が徐々に新潟発のぽっぽ焼きの旗に置き換えられているイメージだ。

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