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【プロが指南 就活の極意】問われる学業成績 良いにこしたことはない

就職活動で説明会に集まった学生
就職活動で説明会に集まった学生

 近年、採用の選考基準として学業成績を考慮する企業が増えています。事実、従来は学業のことといえばゼミや研究のことが質問されていましたが、最近はゼミ・研究以外の履修科目や授業について、具体的に質問されることが増えています。

 「勉強よりアルバイトやサークルに力を入れてきたので成績はあまり良くない」

 このように思っている学生の皆さんは不安に感じているかもしれません。今回は成績の重要性についてお伝えしたいと思います。

今後は学業成績が重要になる

 〈理由1〉

 経団連の中西宏明会長は、2018年9月の定例記者会見で下記のように発言しています。「現在の大学教育について、企業側も採用にあたり学業の成果を重視してこなかった点は大いに反省すべきである。学生がしっかり勉強し、企業がそうした学生をきちんと評価し、採用することが重要である。」

 〈理由2〉

 大学生の成績表情報を集積し、一目で比較できる形に加工した「履修履歴データ」を企業に提供している履修データセンター(旧大学成績センター)によると、提供する企業が増えているそうです。企業が履修履歴を活用する背景には、学生の個性を見極めようとする企業の思惑があります。

 どの授業に興味を持ち、どの授業に力を入れ、どの授業は出席しないという判断には、個人の価値観が反映されるため、学生の本質を見極めるヒントになります。まだまだ履修履歴や学業成績を重視する企業は多くはありませんが、このような発言があることからも今後は学業を評価する企業が増えることが予想されます。

「成績が悪い=不採用」は絶対にない

 上述したように今後は学業成績を重視する企業が増えることが予想されますが、それによって不安に感じる学生がいるかもしれません。成績が良くないと採用されないのか、と。

 安心してほしいのは「成績が全てではない」ということです。学業成績が優秀であることが、果たして仕事ができることにつながるのかという問題は以前から論争の的となっています。コミュニケーション能力など、いわゆる仕事に有益な能力と学業成績の間には緩い相関があるという研究結果が出ており、企業側も、経験則として偏差値の高い大学の学生には仕事ができる人の割合が高いという感覚を持っているのは事実です。

 しかし、あくまで偏差値と仕事の能力に緩い相関があることを示しているだけですので、偏差値が高い大学の学生が皆、仕事ができるわけではないところに大きな落とし穴があります。

 事実、経団連が行った「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査」によれば、選考にあたって特に重視した点(20項目から5つ選択)は、16年連続でコミュニケーション能力が1位(82.4%)、主体性が2位(64.3%)、チャレンジ精神が3位(48.9%)となっており、履修履歴・学業成績は18位で、たった4.4%でしかないのです。以上から、「成績が良い=採用」でもないし「成績が悪い=不採用」とも言えないのが就職活動なのです。ただ成績は良いことにこしたことはありません。就職活動の時になって「もっと勉強しておけばよかった」とならないように、今から勉学に励んでほしいと思います。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

 ここ十数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。今年は特に変化の年になります! 新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。東京、名古屋、大阪の主要都市を中心に全国12校舎を持つ、就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が、就活事情の最前線をご紹介します。

 内定塾:http://www.naitei-jyuku.jp/

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