PR

ニュース プレミアム

日光東照宮でも 栃木ツキノワグマ目撃急増

クマへの注意喚起のため、栃木県が作製したチラシ(県自然環境課提供)
クマへの注意喚起のため、栃木県が作製したチラシ(県自然環境課提供)

 今年に入り、栃木県内では野生のツキノワグマの目撃情報が急増している。6月に25件、7月に37件が寄せられ、両月ともに過去5年間で最多となった。今年は人里近くでの目撃が多いことが特徴で、「日光東照宮」(日光市)でも観光客が「クマを見た」と通報するなど、出没が相次いでいる。有数の観光資源にとっては大きなマイナスで、同市関係者は「風評被害で観光に影響が出なければよいが」と頭を抱えるが、急増の原因は判明していない。(根本和哉)

 国内外から多くの観光客が集まる日光東照宮。周辺では今年6月以降、クマの目撃情報が相次いだ。7月の連休には、観光客の男性が「クマを見た」と東照宮の職員に連絡。職員が県警に通報した。1メートルほどの体長だったというクマは、すぐに現場を立ち去り、男性にけがなどはなかった。東照宮ではほかにも、防犯カメラにクマの姿が捉えられるなど、出没が相次いでいる。

 日光市内では、ほかの場所でも連日のようにクマの目撃情報が寄せられている。中学校の敷地内で確認されたケースもあり、市がわなを設置するなどの対策に乗り出している。

 県内ではほかにも5月に、塩谷町上寺島の尚仁沢(しょうじんざわ)湧水付近で、写真撮影をしていた男性がクマに太ももをかまれてけがをする被害が出た。多くの観光客や登山客が訪れる那須町などでも連日、目撃情報が県警や県に寄せられており、関係者は「今の時期は観光シーズンで、風評被害による出足の鈍りが心配だ」と気をもむ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ