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【おらがぐるめ】新潟・下越地方 ぽっぽ焼き(蒸気パン) もっちり食感たまらない

主に新潟・下越地方で愛される「ぽっぽ焼き」(蒸気パン)=新潟県新発田市(池田証志撮影)
主に新潟・下越地方で愛される「ぽっぽ焼き」(蒸気パン)=新潟県新発田市(池田証志撮影)

 新潟県北東部に位置する下越地方で縁日や祭りに行くと、必ずといっていいほど「ぽっぽ焼き」の屋台に行列ができている。注文すると、紙袋に入れて持たせてくれる。その場で温かいまま食べるもよし、持ち帰って家族だんらんで食べるもよし-。

 薄力粉、黒糖、炭酸、ミョウバンが原料。水でよく溶いて、「釜」と呼ばれる銅製の器具で焼く。長さ15センチ程度の棒状で、ふっくらもっちりとした食感と黒糖の素朴な甘さが持ち味だ。

 別名「蒸気パン」。同県新発田市の発祥とされ、釜の熱を冷ますために入れた水が蒸気となって噴き出していることからその名が付いたという。

 新発田市では「蒸気パン」と呼ばれることが多いが、それ以外の地域では通常、「ぽっぽ焼き」と呼ばれる。この道38年という同市の石坂宏則さん(65)によると、新潟市の白山神社で屋台に鳩ポッポが寄ってきたのが名前の由縁だとか。このほか、釜の煙突から蒸気が出る様子が「蒸気機関車(汽車ポッポ)に似ているから」とする説など、諸説あり。

 北関東や山形県など県外に出店することも。そんなときは、現地在住の新潟県民がインターネットで「ぽっぽ焼き発見!」と情報を拡散し、行列をつくっているという。(池田証志)

■メモ 新潟・下越地方で愛される「ぽっぽ焼き」(蒸気パン)。1本約30円。主に祭りや縁日などの屋台で、9、15、21、30本単位でまとめて販売される。

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