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致死率最大30%…マダニ、恐怖の感染症

 ホームページにある説明によると、SFTSに感染すると6~2週間の潜伏期を経て発熱や嘔吐(おうと)、下痢などの症状が認められ、神経症状や出血症状などを起こす。致死率は6・3%~30%と報告されているという。

 同研究所は「治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはない」として対策の徹底を呼びかけている。

 そんなマダニを大々的に紹介したのが、今回の企画展。大型模型は、博物館が実物の約25倍となるサイズを特注した。模型の近くには、博物館の学芸員らが捕獲したマダニの実物標本もある。

生態を知れば対策も

 恐ろしいマダニだが、担当の佐々木歩学芸員は「彼らも生きるために必死なんです」と話す。

 佐々木さんによると、マダニには羽も脚力もなく、飛んだり跳ねたりできない。そのため、高い位置にある葉の裏などに“けなげに”一歩ずつ移動し、吸血する動物をじっと待つしかない。潜んでいる場所にまで吸血する動物が運悪く来なければ、そのまま餓死することもある。

 もちろん、マダニによる感染症は死に至る危険があるため、生態を知れば対策にもつながることを企画展で理解してほしいという。

 展示でも、野外では肌の露出を少なくする▽帰宅後は入浴し、ダニにかまれていないか確認する-など、マダニから身を守る服装や方法も紹介している。

上々の反響に来年も

 そんな企画展は来場者の反応も上々だ。マダニに刺された経験があるという女児(8)は、「自分を刺したのはこれだったんだ」と興味深そうに展示をながめていた。

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