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愛媛・女子大生誤認逮捕 手記公開で分かったずさん捜査の中身

 この事件の捜査では、決して適切とはいえない対応を警察から繰り返されました。そのため私は、取り調べが終わるたび、すぐに全てを日記に付けて記録してきました。

 ドライブレコーダーに写っている女と私が似ていたことなど悪い偶然が重なり、私が容疑者になってしまうことは仕方がないのかもしれません。しかし、私ははじめから一貫して容疑を否認し、その女と私が別人であることを何度も訴えてきました。にもかかわらず、捜査に関わった刑事全員が私の話に耳を傾けることはありませんでした。

 取調官は、私が「本当の犯人を捕まえてください。こんなの何の解決にもならない」と言えば、「犯人なら目の前にいるけど」と言い、はじめから私を犯人だと決めつけていました。他にも「やってないことを証明できないよね?」「タクシーに乗った記憶ないの? 二重人格?」「罪と向き合え」など、耳を疑うようなことを次から次へといわれました。

「ごめんなさいで済む話」とも

 また、自白を強要するかのような言葉を執拗(しつよう)にいわれました。

 「就職も決まってるなら大事(おおごと)にしたくないよね?」

 「ごめんなさいをすれば済む話」

 「懲役刑とか罰金刑とか人それぞれだけど早く認めたほうがいいよ」

 「認めないからどんどん悪い方へ行ってるよ」

 「今の状況は自分が認めないからこうなってるんだ」

 挙げればきりがありません。逮捕された後は、弁護人の助言で警察の取り調べに対しては黙秘していたのですが、「弁護士に言われたから黙秘するのではなく自らの意思で話せ」と言われました。

 本当に悔しかったです。自分たちが正しいと過信している警察には何を言っても無駄だと気付き、ただひたすら真犯人が出てくることを祈るしかありませんでした。

 そもそも、私は取り調べの他にも指紋採取やポリグラフ検査、3D画像の撮影など、全ての任意捜査に素直に応じてきました。朝の10時ごろから夕方の5時ごろまでかかることもあり、体力的にも精神的にもつらかったですが、素直に応じました。そうすることで身の潔白を証明できると信じていたからです。

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