PR

ニュース プレミアム

【NEWSルーペ】満員電車よさらば「船通勤」でゆったり 五輪にらみ社会実験

日本橋から晴海方面に向かう船=7月末、東京都中央区
日本橋から晴海方面に向かう船=7月末、東京都中央区
その他の写真を見る(1/6枚)

 朝の通勤電車はつらい。猛暑に差し掛かり、汗だくの乗客と触れ合う満員電車は地獄だ。涼しげな川辺を望みながら、ゆったりと船で会社に行けたら-。そんな東京都の社会実験を体験してみた。交通混雑緩和は、来年の東京五輪・パラリンピックでも喫緊の課題。船での通勤・通学が日常の風景になる日は来るのだろうか。(松崎翼)

 早朝の曇り空。雨は大丈夫かなと一抹の不安を抱えながら、船が発着する東京・日本橋へ向かった。屋根のない船。雨が降った場合は、ポンチョを貸してくれる。もちろん屋根付きの船もあり、コンセントなども完備されているという。

 東京都の社会実験は7月24日から8月2日の平日、日本橋から晴海地区を船で結ぶもの。午前7時半から9時まで15分間隔で運航する。予約が必要だが実験のため無料だ。

 この日、記者は事前に予約した約30人の乗客とともに船に乗り込んだ。「ボー」という汽笛とともにゆっくりと動き出す。川幅の狭い首都高速の下を、しばらく航行する。午前9時前でちょっと遅かったためか、乗客は高齢者が多く、通勤とみられる人は5人ほどだった。係員によると、もっと早い時間帯だとサラリーマンの割合が高いらしい。

 10分ほどで隅田川に入ると、一気に視界が開けた。水は濁っているが、吹き抜ける風が心地いい。両岸に見えるのは、超高層マンションやビル群といった東京ならではの光景だが、眺めも良く、自然と気分も高揚する。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ