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中国経済に嘆き節…「想定超の悪化」京セラ、オムロンに悲観論 堅調の村田製作所も警戒

 電子部品各社の業績は近年、中国市場の旺盛な設備投資や個人消費に支えられてきた。ところが昨秋以降、米中貿易摩擦に伴う中国景気の減速が各社の業績を直撃。

 当初は中国市況について「令和元年4~6月期には回復する」との楽観的な見方もあったが、実際は悪化の一途をたどり、悲観論が強まってきた。

堅調の村田製作所、通期予想は…

 7月に発表された中国の2019年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は、1~3月期から0・2ポイント縮小。前年同期比6・2%増だったが、リーマン・ショック直後の09年1~3月期を下回り、四半期ベースで1992年以降で最低だった。長期化する米国との貿易摩擦が、成長の勢いを削ぎ、足元で日本メーカーの業績にも響いてきた。

 アルプスアルパインは4~6月期の連結決算で増収を確保したものの、車載向け部品の販売が減少するなどして最終損益で11億円の赤字(前年同期は38億円の黒字)に転落した。ロームもカーナビや制御機器関連の部品の販売不振が響き、最終利益が59・3%減に落ち込んだ。

 不振にあえぐ各社を尻目に増収増益を確保したのが村田製作所だ。最終利益は前年同期比20・1%増の468億円。世界首位のシェアを誇る積層セラミックコンデンサー(MLCC)で値上げが浸透したことに加え、利益率の高い車載向けの販売が大幅に伸びたことが業績を牽引(けんいん)した。

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