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うんこドリル、初の展示会で“観察”も

「うんこ展」でにおいメーターMAXなのは、ライオンのうんこ。ふたを閉じてもしばらくにおいが残った
「うんこ展」でにおいメーターMAXなのは、ライオンのうんこ。ふたを閉じてもしばらくにおいが残った

 500万部超の大ヒットとなった「うんこドリル」シリーズ初となる展覧会『うんこ展 うんこ学園の夏合宿in池袋』が、9日から東京・池袋パルコの本館7階パルコミュージアムで開催されている。「書く」はもちろん、うんこを「見る・蹴る・嗅ぐ」などリアルに体験できるコーナーもあり、主催者側は「ひと味違った夏休みの思い出をつくって」と話している。  (文化部 伊藤洋一)

 

蹴る「部活動」も 

「うんこドリル」は平成29年3月、ビジネス書や実用書を刊行する文響社(東京都港区)が手がけた学習参考書。小学1年生から6年生ごとに作成された漢字ドリルは、計3018の例文すべてに「うんこ」が用いられていることが話題になった。翌30年には文章問題に「うんこ」が用いられる「うんこ算数ドリル」も刊行されるなど、シリーズ発行部数は500万部を突破している。 

 今回の「うんこ展」は、ドリルのなかに登場する学校「うんこ学園」をイメージした設定。国語・算数・理科・社会科見学・美術・音楽のほか朝会・野外授業・部活まで含めた9ジャンルで構成されている。

 たとえば「うんこ漢字ドリル」の例文を書いたり、「うんこ学園」の校歌を聞いたりするほか、5~6メートル四方の場所で、スポンジ素材の柔らかいうんこを蹴る「部活動」もある。

 さらに「野外授業」では本物の動物のうんこ30種類を観察することができる。これまでパルコがイベントでタイアップしてきた名古屋市の東山動植物園から、コアラや“イケメンゴリラ”で人気になったニシローランドゴリラのシャバーニなどのうんこを拝借。色・形の違いや、うんこの仕組みを学ぶことができる。

ライオンは「におい」も百獣の王

 うんこ展実行委員会によると、実際にうんこのにおいを嗅いだ調香師が、それに近いにおいづけをしたという。葉っぱをむしゃむしゃ食べるコアラのうんこは、ほのかにユーカリの香りが漂うが、肉食動物のライオンのそれは、まさに百獣の王の貫禄。においメーターは最大(最悪?)の「星5つ」と表示されている。週に1度しか排泄しないというニシキヘビの丸々としたうんこを興味津々に見ていた東京都中野区の女子児童(8)は「(体長が)細長いのに、うんちが大きくてビックリした」と話していた。

 パルコといえば、高校生以上を中心に、おしゃれなファッションビルのイメージが強い。そこで開催される今回の「うんこ展」。

 「多くの世代の方が来場しやすい夏休みのタイミングで、小学生はもちろん、カップルやファミリーまで幅広い世代に楽しんでいただける内容。通常イメージする『うんこ』ではなく、『うんこドリル』とのタイアップなので、かわいいビジュアルになっている」とパルコ側は説明する。物販コーナーでは「うんこドリル トイレットペーパー」も販売しており、用を済ます前に問題に取り組みたい。

 さらに、東京・吉祥寺や埼玉・浦和など、首都圏にあるパルコ店舗では順次、「夏期講習」も開催する。子供向け(小学3年生までに習う範囲)と大人向け(小学6年生までの範囲)の国語と算数テストを用意。その場で採点し、得点に応じてステッカーがもらえるコーナーが用意された。キャラクターのうんこ先生も見回りにくるという。

夏の思い出に

 テスト問題の作成・監修や「うんここうか(校歌)」を提供した文響社は「書く・聴く・蹴る・探すなど、本来『うんこ』とは交わることのない要素を取り入れた展示を企画した。バカバカしく面白い展示物に笑って脱力しながらも、ノスタルジックな学校の記憶に思いをはせるという絶妙なハーモニーを味わっていただき、夏の思い出となれば」(うんこ事業部の石川文枝うんこアンバサダー)と話す。

 同社では小学生向けに英語、未就学児向けに工作や図形ドリルといった新たなアイテムを検討中。さらに8月1日には、うんこコンテンツの拡大に向け「うんこブックス編集部」を立ち上げ、絵本や図鑑などにも進出する予定という。

 「勉強していたはずが、気づいたら笑っていた。遊んでいたはずが、気づけば学んでいた-というように、学びと遊びの境界線を溶かすことができるのが『うんこドリル』の価値」。石川さんは「うんこ」の響きが持つ不思議な魅力を説明する。

 「うんこ展 in池袋」は8月26日まで、午前10時~午後9時。入場料は600円、未就学児は無料。

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