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【大人の遠足】長野・上松 赤沢自然休養林 ヒノキの香りに気持ち晴れやか

樹齢350~400年

 明治時代には、伊勢神宮の式年遷宮に使われるヒノキを確保するため、「神宮備林」に指定され、この林で2690本が選ばれたという記録が「大樹台帳」に残っている。今でもそうしたヒノキがあって、それに類する1本に案内していただいた。

 見浦さんが言うには、指定されるようなヒノキには幾つかの基準がある。「胸高直径」といって、地上から約1・2メートルの直径が60センチ以上なければならない。6・6メートルまでの幹には枝がない。「節になってしまう」からだ。

 天に向かって真っすぐ伸びて、威風堂々たるこのヒノキの樹齢は「350から400年」という。尾張藩が管理していたころから根を下ろしていることになる。幹に手を当てて、軽くたたいてみた。伐採をしているわけではないから、まさか「首一つ」には罰せられまい。

 辺りはヒノキの香りが漂い、鼻孔をくすぐってくれた。深く深呼吸をする。気分上々である。(松本浩史)

■赤沢自然休養林 長野県上松町 小川入(おがわいり)国有林。カーナビで目的地に指定をする場合の電話番号は0264・52・4830。中央自動車道伊那ICから約90分。営業期間は11月7日まで。平成18年には林野庁の森林セラピー基地に指定された。樹林内には、8つ散策コースが整備されている。問い合わせは同町観光協会(0264・52・1133)。

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