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【政界徒然草】「改憲勢力」の違和感 2/3割れで憲法改正に近付いたのか

 主要野党の賛同が必要という事情は自民党でも共通認識になっている。自民、公明、維新だけで発議に突き進んでも主要野党にこぞって「強引な安倍改憲」と批判され、世論の反感を招き、国民投票で否決される恐れがあるからだ。実際に衆参両院で3分の2を維持していた過去3年間、これらの勢力だけで発議しようとする動きは見せていない。

 自民党内で「3分の2割れ」への落胆の声はあまり聞かない。安倍晋三首相(自民党総裁)は参院選から一夜明けた7月22日、記者会見でこう述べた。

 「いわゆる改憲勢力とか、決まったわけではないですから。新たに登場した政党もあるし、国民民主党の中には憲法改正の議論をすべきだと考えている方がたくさんいる。国会議員が与野党の枠にとらわれることなく、幅広い議論をしていただきたい」

 維新の馬場伸幸幹事長も7月31日の記者会見で「どの政党でも改憲案が出てくれば真摯(しんし)に議論するが、野放しで賛成をすると言った覚えはない」と語り、「改憲勢力」とひとくくりにされることへの違和感を表明している。

×  ×  ×

 自民党内では、3分の2割れが改憲に向けてはプラスに働くとの見方がある。首相は参院選前から、「3分の2」の維持が困難との観測について、周囲に「かえっていい」と肯定的な見方を示していたという。

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