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コナミ体操部・小林研也コーチが埼玉・草加の体育館で描く未来

コナミスポーツ体操部のジュニア強化担当コーチに就任した小林研也氏。選手コースの生徒に跳馬の踏み切りを指導する=7月、埼玉県草加市
コナミスポーツ体操部のジュニア強化担当コーチに就任した小林研也氏。選手コースの生徒に跳馬の踏み切りを指導する=7月、埼玉県草加市

 コナミスポーツに勤める男性の職場が神奈川県海老名市から埼玉県草加市に変わった。いわゆる社内の異動である。

 世間の耳目を集めるような人事でないが、それでも人が動けば、そこには新たな出会いが生まれ、新鮮な風が吹き込まれる。これから草加で起こる“化学反応”は、世界への道を切り開くかもしれない。

 このコナミスポーツの社員の名は小林研也という。コナミスポーツ体操部の元主将にして、2010、11年世界選手権団体総合銀メダリスト。14年シーズンを最後に現役を退き、同社で体操の指導者となった。現在、35歳だ。

 「やりがい、ありますね。運動神経が良い子たちが集まっているので、こちらが出した練習や要望に応えてくれます」

 小林はこれまで海老名の支店で、園児から中学生までの運動指導をしていた。それが5月から、体操部のジュニア強化担当コーチとして、トップ選手の“卵”を育成することになったのだ。「いずれは社会人選手の指導者に」との目標に一歩近づいたことになる。

 小林は大阪府出身。2歳から体操を始め、大阪・清風高、日体大、コナミと進んだが、故障に苦しむ競技人生だった。両肩や股関節などを痛め、社会人1年目の06年から08年までは、まともに演技できなかった。

 転機となったのは、その直後、自身の体操をゼロから作り直したことだった。例えば、基本中の基本である倒立。上腕の筋力に無駄に頼っていたのを、背中の筋肉をうまく効かせるように変えた。地道な追求を一つ一つ重ね、20代後半になって初めて日本代表入り。遅咲きのキャリアには理にかなった動き作りと、故障しない体作りのノウハウが蓄積されている。

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