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74年を超え、米国から戻った広島の高校校旗

 冨永校長は「日米友好のために米軍関係者に校旗をプレゼントしたのではないか」と推測する。海田町は戦後の20年10月から翌21年2月までの間、米軍が進駐軍として滞在していた。日米協会が設立されていたことも確認されており、この約4カ月の間に進駐軍が持ち帰った可能性が高いとみられる。

 校旗の保存状態は良好で、富永校長は「70年以上も大切に保管されていたことにも驚きましたが、図書館側の誠意が伝わってきました」と感動。「学校の歴史を物語る貴重な資料になるとともに、戦後の日米関係を知る資料にもなり得る」として、同窓会にも連絡し、校旗を額装したうえで校内に飾ることを決めた。

 設立当時の17年に入学した1期生は、当時の校旗が返還されたことを知って喜んでいるという。冨永校長は今年7月19日の終業式で、全校生徒約900人にグラナス館長からの手紙を配布し、平和の大切さを説いた。冨永校長は「創立時の旗が見つかって本当にありがたい。こうしたつながりを大切にしたい」と話している。

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