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【政治デスクノート】町村議会は生き残れるか 「報酬21万円」 40年前の呪縛

 とはいえ、地方議会に対する有権者の視線は厳しい。

 住民の声を反映し、身近な暮らしを守る地方議会だが、その役割や機能は住民に見えづらく、一部議員による政務活動費の不正受給も明らかになった。行政改革が不断の努力とされている中で、町村議員の報酬増額をはじめ、年金などの待遇改善を訴えても、すんなりと有権者の理解を得るのは難しい。

 4年に1度実施される統一地方選で、改選定数に占める無投票当選者数の割合は、31年で都道府県議選が26・9%、町村議選で23・3%に上った。4人に1人が無投票で当選している事態は、深刻に受け止めなければならない。

 議員報酬の増額が、真に必要な「民主主義のコスト」であるのか。現職議員の焼け太りと疑われてしまえば、元も子もない。ただ、このまま指をくわえたまま何もしなければ、地方議会は消滅しかねない。

(政治部次長 峯匡孝)

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