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【湖国の鉄道さんぽ】140円で「ほぼビワイチ」の裏技 近郊区間ルールを利用

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 鉄道で琵琶湖を一周する「電車でビワイチ」。大津を起点に米原経由で着いた近江塩津は、滋賀県最北の駅であり、「電車でビワイチ」の折り返し点だ。

 国道8号沿いにあり、駅から一歩出るとトラックなど大きな車がひっきりなしに通る。周辺に商店などはない。振り返って見上げた駅舎は、観光地にあるそば屋のような雰囲気で、なかなか立派なもの。駅舎に戻ってみると、すぐ左手に広めの待合室があり、シャッターの上に「お食事処 給食屋さん」という看板だけが残っている。

 駅窓口にいた女性に聞いてみると、地元の学校給食をつくっていた人たちが食堂を開いていたが、2年ほど前に閉店したという。旅人をもてなすという熱意があったことはうれしい。

 駅周辺は古代から、敦賀に揚がった海の幸や塩、米などを畿内に運んだ「塩津海道」の要衝で、塩津港からは琵琶湖の水運が利用された。常夜灯など往時をしのぶものも残る。また、海道途中には紫式部が峠越えの厳しさを詠んだとされる「深坂古道」がある。

昔ながらの宿を思わせる近江塩津の駅舎。奥のコンクリートの上を線路が走る
昔ながらの宿を思わせる近江塩津の駅舎。奥のコンクリートの上を線路が走る
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 近江塩津から湖西線を経由して山科へ向かい、乗り換えて大津に着けば「電車でビワイチ」は完成だ。ほとんど琵琶湖が見えなかった米原経由と違い、湖西線は対岸の伊吹山、湖に浮かぶ竹生島、琵琶湖大橋などの景色が楽しめる。

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