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【政界徒然草】破裂音、横断幕、怒号…7月20日の“聖地”アキバで何が起きたか

 首相はまだ到着していなかったが、その異様な光景に気づいた党関係者らも集まりだした。すると、別の場所にいた一人の男性が集団に近づき、ささやいた。

 「やっちゃえってさ」

 その言葉を合図に、集団が風船についていた布を広げると「安倍ヤメロ」と大書された横断幕が浮かび上がり、一部の聴衆が「安倍辞めろ! 安倍辞めろ!」と騒ぎ出した。

 横断幕を下げさせようとする支持者らと集団がもみくちゃとなり、会場には罵声や怒号が飛び交った。警察官が止めに入ると、「暴力反対」コールも起きた。「表現の自由を守れ!」と叫ぶ男性もいる中、いくつかの巨大な風船は空に舞い上がり「パーン!」という大きな破裂音が響き渡った。

 今回の参院選では、自民候補の街頭演説に集まった聴衆の態度をめぐり、トラブルが相次いだ。7月7日には東京・JR中野駅前で、騒ぐ集団を撮影しようとした女性からスマートフォンを奪い、地面にたたきつけて壊したとして、40代の女が警視庁中野署に器物損壊容疑で現行犯逮捕された。

 同15日に札幌市で行われた首相の街頭演説では、やじを飛ばした聴衆を北海道警の警察官が取り押さえ、現場から排除した。道警の行動をめぐり、インターネット上で「やり過ぎだ」と非難もあがったが、公職選挙法225条では、演説妨害を「選挙の自由妨害」と位置付け、刑事罰の対象としている。

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