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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】8四死球で再び2軍、藤浪復活の道しるべはどこにあるのか

降板を告げられ肩を落とす阪神・藤浪晋太郎=甲子園球場(撮影・山田喜貴)
降板を告げられ肩を落とす阪神・藤浪晋太郎=甲子園球場(撮影・山田喜貴)

 インフルエンザの患者にギプスをつけて治そうとするようなものだ-。阪神・藤浪晋太郎投手(25)の悩める現状について球団OBからは“治療法”の根本的な見直しを勧める声が出ています。藤浪は1日の中日戦(甲子園)に先発。実に299日ぶりの1軍登板は4回1/3、8四死球1失点で降板。試合後には、再び2軍落ちが決まりました。矢野燿大(あきひろ)監督(50)は「次のチャンスは晋太郎自身がつかむものだ」と話し、復活に期待を寄せましたが、2017年頃から“発症”した制球難は一向に完治しません。藤浪の明日は混沌(こんとん)としたままですね。

ファンは祈っていた

 しめて102球。299日ぶりに1軍マウンドに立った藤浪の投球内容はまさに“藤浪らしい”ものでした。4回1/3を投げて被安打4で1失点ながら、2死球に6四球の制球難。五回1死一、二塁のピンチでベンチはタオルを投入しましたが、誰の目から見てもそこが限界でした。

 「何とか苦しみながらも、とは思うんですけど。ゲームを壊さないというところでは何とか…。でも、もうちょっと長いイニングを投げないと話にならないと思うので、そこは反省です」

 降板後の藤浪のコメントです。当然ながら反省の色が濃く出ています。本拠地・甲子園球場を埋めた阪神ファンの熱い応援も耳には届いていたでしょう。1球のストライクで、ひとつのアウトで、0点に抑えてベンチに戻るときも、交代を告げられてベンチに下がる際も…マンモスの声援はひと際高く、愛情に包まれていました。阪神ファンは藤浪の復活を願い、かといって精神的な負担にならないようにオブラートに包み込むように声援を送っていました。ファンは応援というより、祈っていた…と表現してもいいかもしれません。

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