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【プールサイド】世界記録6個出た世界水泳、高速水着時代のフェルプス超えも 

男子200メートルバタフライで、世界記録をマークして優勝したミラク(中央)。左は銀メダルを手に笑顔の瀬戸大也=7月24日、韓国・光州(恵守乾撮影)
男子200メートルバタフライで、世界記録をマークして優勝したミラク(中央)。左は銀メダルを手に笑顔の瀬戸大也=7月24日、韓国・光州(恵守乾撮影)

 7月28日に閉幕した水泳の世界選手権は、競泳の個人種目で男女計6個の世界新記録が誕生した。中でも会場を沸かせたのが男子200メートルバタフライ。19歳のクリシュトフ・ミラク(ハンガリー)がマークした1分50秒73は、“水の怪物”と呼ばれたマイケル・フェルプス(米国)の記録を0秒78も上回った。男子100メートルバタフライでもフェルプスの記録を、ケイレブ・ドレセル(米国)が0秒32更新。いずれも高速水着時代の2009年に出された記録を塗り替えたとあって、水泳関係者には驚きが広がった。

 「10年間の水泳界の進歩。選手を取り巻く環境もコーチや選手の意識も、いろんなものが整った成果なんじゃないかと思う」

 高速水着が席巻した2008年の北京五輪代表で、デサントジャパン・スポーツマーケティング部の末永雄太さんは感慨深そうにこう話す。末永さんによれば、08、09年ごろは「水着ありきでレースがあって、普通では考えられないようなタイムが出ていた」時代だった。

 特にきつい締め付けで体の凹凸をなくして水の抵抗を減らす英スピード社の「レーザーレーサー」(LR)は、北京五輪の金メダリストの94%超が着用。世界記録を次々と塗り替えた。しかし、10年に国際水泳連盟(FINA)が水着の素材や体を覆う面積などに規定を作り、「夢の高速水着」時代は終焉(しゅうえん)。多くの種目で当時の記録は更新されていったが、自由形やバタフライなどのスピード系種目ではなかなか高速水着時代を超えることができなかった。

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