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【NEWSルーペ】東京都知事再選へ布石 小池氏、自民とも手打ちか 

 東京都の小池百合子知事(67)が来年の再選へ向け、着々と布石を打っている。まだ再選出馬表明には至っていないが、今年度に入って数々の人事にその意欲が見え隠れする。前回選で対立した自民党との“手打ち”にも走る一方、同党自体がちぐはぐとした対応で一筋縄ではいかない。30日は知事の任期満了まであと1年。小池氏が放つ次の一手は-。(天野健作、植木裕香子)

元副知事を秘書に

 小池氏は29日、都庁で市場の活性化を考える会に出席。昨年10月に豊洲市場(江東区)が開場したことに触れ、「東京の卸売市場は新たなステージに進む」と力を込めた。

 ここ数年、都政に専念する姿勢を示す。21日に実施された参院選でも、小池氏は「遠くから客観視できる貴重な時」と静観を決め込んだ。2年前の衆院選で「希望の党」を立ち上げ演説に駆け回ったのとは対照的だ。ただ水面下では次を見据えている。

 「今年一番驚いた」。都幹部が振り返るのは、小池氏がバリアフリー施策の推進に向けて議論する都の懇談会の名誉顧問に、前自民党幹事長の谷垣禎一(さだかず)氏(74)を充てたことだ。谷垣氏は自転車事故後に車いす生活を送っている。確かに適任だと思われるが、自民との関係を改善させる方策としても「すごい戦略眼だ」と幹部はうなった。

 4月下旬には空席となっていた特別秘書に村山寛司(かんじ)氏(68)を置いた。石原慎太郎都政で副知事を経験した人物で、同職経験者を秘書に置くのは異例。都議会自民党との太いパイプを持つとされる。

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