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【通崎好みつれづれ】「れきおん」のすすめ

戦時中に発売された平岡養一のレコード(左)。「れきおん」で聴ける曲が収録されている(中川忠明さん撮影)
戦時中に発売された平岡養一のレコード(左)。「れきおん」で聴ける曲が収録されている(中川忠明さん撮影)
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 京都ではようやく梅雨も明け、本格的な夏がやってきた。

 昨年は猛暑の中どうしていたかなと考え、ふと思い出したことがある。

 国立国会図書館から、ある原稿の依頼を受けた。同図書館は、1900~1950年頃のSP盤など約5万件の音源が聴けるサービス「歴史的音源」、通称「れきおん」(http://rekion.dl.ndl.go.jp)を配信している。私への依頼は、この「れきおん」普及のため、研究者がナビゲートする「テーマ別音源紹介」のコーナーでの執筆。「平岡養一を含む木琴奏者が演奏した音源を、時代背景を踏まえた形で解説する」というものだった。

 『「木琴の時代」を聴く』と題した解説を書くことにしたのはいいが、ここでひとつ問題があった。「れきおん」の内容は、個人のインターネット端末、すなわち自宅のパソコンやスマートフォンでみられるが、実際に音を聴くためには、一部を除き、図書館など配信提供されている「参加館」に行く必要がある。これは、執筆者も同様である。

 正直「面倒だなあ」と思いながら、京都府立図書館まで出かけたのだが、行ってみて、いまさらながら「そうか、図書館は涼しいのだ!」と気がついた。何度か通うことになったが、ひと仕事をして、昼時に、東山二条上ル、昔ながらの食堂「相生」で、手打ちうどん付き「木の葉丼セット」を食べたり、図書館すぐ近く、朝8時から開いているロームシアター京都内「京都モダンテラス」でちょっと優雅な朝食をとってから作業を始めてみたり、なかなか楽しい仕事となった。

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