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【環境技術】ホンダ、CO2排出抑制へあの手この手

ホンダが世界で共通化を進める電気自動車の基本構造のイメージ。床の下に電池を敷き詰め、室内空間を確保する=埼玉県和光市
ホンダが世界で共通化を進める電気自動車の基本構造のイメージ。床の下に電池を敷き詰め、室内空間を確保する=埼玉県和光市

 ホンダは7月初旬、埼玉県和光市で次世代技術・サービスの戦略に関する説明会「ホンダミーティング2019」を開催した。その大きな柱として、二酸化炭素(CO2)の排出抑制に重点を置く「カーボンフリー技術」について説明した。ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の開発・投入を進めるほか、次世代移動サービス「MaaS(マース)」と、エネルギーの効率活用を組み合わせた「eMaaS(イーマース)」を推進する方針も表明した。

 ホンダは、2030年に世界販売の約3分の2を電動化車両にする目標を掲げている。EVと燃料電池車(FCV)が15%、HVとプラグインハイブリッド車(PHV)が50%となる想定だ。昨年時点で93%を占めていたエンジン車が、10年間で35%まで縮小するという劇的な車種構成の変化を見込んでいる。

 電動化を主導するHVでは、「i-MMD(インテリジェント・マルチ・モード・ドライブ)」というシステムが中核となる。駆動用と発電用、2つのモーターを搭載しており、さまざまな速度領域で高い効率の走りを実現するという。昨年、国内で投入されたPHV「クラリティPHEV」、スポーツ用多目的車(SUV)「CR-V」のハイブリッドモデル、HV「インサイト」にはそれぞれ、i-MMDが搭載された。

 ホンダの研究開発子会社、本田技術研究所の三部敏宏社長は「i-MMDの効率をさらに向上させることで、電動車の性能のベースラインを上げる。小型車から中・大型車に展開し、電動化技術のコアにしていく」と強調した。さらに、i-MMDで培った電圧制御などの技術をEVやFCVに適用する方針も示した。

 CO2を排出しないエコカーについて、ホンダは16年に水素で走るFCV「クラリティ フューエルセル」を発売した。だが、八郷隆弘社長は「(CO2を排出しない)ゼロエミッションの車の当面の主力はEVにする」と明言した。

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