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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈729〉朝日の政治的意図?

ハンセン病家族訴訟について、会見のあと「勝訴確定へ」の幕を掲げる原告側の人たち=9日午後、東京・永田町の衆院議員会館(宮崎瑞穂撮影)
ハンセン病家族訴訟について、会見のあと「勝訴確定へ」の幕を掲げる原告側の人たち=9日午後、東京・永田町の衆院議員会館(宮崎瑞穂撮影)

 朝日新聞は7月9日1面トップで大きく「ハンセン病家族訴訟 控訴へ」と打った。

 その日の夕刊、翌7月10日の朝刊1面では前日にも増して大きな活字で、「ハンセン病家族訴訟 控訴せず」。

 近来、まれな大誤報。これは朝日、悔しかったろう。夕刊1面では「おわび記事」を出し、10日朝刊2面では「誤った経緯説明します」と取材経過の説明まで。

 『週刊新潮』(7月25日号)、朝日の傷に塩を擦り込むようにトップで、「『朝日新聞』は釈明記事でも『重大事実』を隠蔽した!『ハンセン病家族訴訟』大誤報の舞台裏」。

 実は安倍総理は〈「8日の夜にはその方針(控訴断念)を固めていた。だからこそ、9日午前2時1分にNHKが『控訴断念へ』と報じ、毎日新聞も同日朝刊で『政府内に控訴断念論』と書いたのです」(テレビ局の政治部記者)〉

 朝日も「控訴は難しい」という情報は得ていた。が検証記事には、その部分が消えていた。

 なぜか。

 屋山太郎さん(政治評論家)がズバリ。

 〈「“控訴は難しそう”との情報があったにもかかわらず、『控訴へ』と大誤報を打ったのは、選挙中の安倍総理に打撃を与えてやろうという朝日の政治的意図…」〉

 〈「控訴しないという情報も得ていたことを正直に書いてしまうと、それをあえて無視した朝日の政治的意図が明らかになってしまう」〉

 で、『新潮』の結論。

 〈今日も続く朝日の安倍総理批判。事実よりも憎悪が優先される新聞の「異常性」が、あまねく読者に伝わるのはいつの日か--〉

 『週刊文春』(7月25日号)のトップは「稀代のプロデューサーの光と影 ジャニー喜多川審美眼と『性的虐待』」。

 多少とも本人を知っていたぼくにとっては後味の悪い記事だった。今さらそんなことを糾弾して意味があるのか。

 『週刊朝日』(7・26)の表紙、これまでジャニーズのタレントが登場した表紙を集めて「追悼 ジャニーさん、ありがとう!」。すてきな表紙だ。

(月刊『Hanada』編集長)

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