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【動画】泣く子も黙る“リアル妖怪”で町おこし 水木しげるロードに続くか

「河童のガジロウ」の妖怪ベンチ(福崎町提供)
「河童のガジロウ」の妖怪ベンチ(福崎町提供)
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 ゆるキャラ全盛時代に逆行するかのように、怪しいご当地キャラで町おこしを進める町が兵庫県にある。日本民俗学の父・柳田国男の生誕地、福崎町。幼い子供が泣き出すほどのリアルな妖怪オブジェが話題となり、人口2万人弱の小さな町の昨年度の観光客は5年前の1・7倍に急増した。妖怪関連の町おこしでは鳥取県境港市の「水木しげるロード」が有名だが、関係者は「柳田先生も驚く妖怪で境港に負けないにぎわい創出を」と意気込んでいる。(植木芳和)

濁った池から妖怪

 JR福崎駅から30分ほど歩いた辻川山公園(福崎町)の一角。濁った池の周りに観光客が集まり、じっと水面を見つめる。やがてボコボコと小さな泡が浮き始め、赤い大小の河童(かっぱ)が現れた。「出た!」。子供たちから歓声が上がる。

 大きな口に鋭い歯が並び、落ち武者のような縮れ髪が特徴の大きな河童は柳田作品に登場する妖怪をモチーフにした「ガジロウ」。脇には子河童もいる。町は平成26年2月、浄化できずに困っていた池の濁りを逆手に取り、正体が見えない機械仕掛けの人形を作った。

 仕掛け人で町地域振興課の小川知男さん(45)は「かわいいキャラは全国にいくらでもいる。子供が泣き出すようなリアルな造形にこだわった」と話す。

(次ページ)観光客は倍増、妖怪ベンチ増殖…そして

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