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「トイ・ストーリー4」 衝撃的シーンが待ち構えるウッディ最終章

(C)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
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 ディズニーとピクサーの共同製作で世界初の長編フルCG(コンピューターグラフィックス)アニメーション「トイ・ストーリー」(1995年)が誕生してから24年。シリーズ4作目となる最新作「トイ・ストーリー4」が12日、全国公開。ユニークな新たなキャラクターも登場し、シリーズを重ねるごとにCGの技術も進歩している。来日したジョシュ・クーリー監督とプロデューサーのマーク・ニールセン氏が作品への思いを語った。 (文化部 水沼啓子)

 最新作には「フォーキー」という手作りおもちゃが登場している。自身も10歳と8歳の子供の父親である監督は「子供が石ころやエンピツを使って、あたかもそれがおもちゃのように面白そうに遊んでいる姿をみて、これがトイ・ストーリーの世界の中で起きたらどうなるだろうという問いかけから始まった」と新キャラクター誕生のきっかけを語った。

【あらすじ】主人公のウッディ、メインキャラクターのバズら仲間たちの新たな持ち主ボニー。彼女のお気に入りは、先割れスプーンで作った手作りおもちゃのフォーキー。しかし、彼は自分をごみだと思い込み逃亡。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、子供に愛されたことのない人形やかつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。そしてたどり着いた新しい世界で、ウッディは驚くべき決断をする。

CG技術がさらに進化

 1作目が誕生したとき、CGを使ったアニメ映像の美しさが世界中に衝撃を与えたが、最新作では、さらに進化したCG技術により実写のような美しく深みのある映像表現がされている。

 約3万個ものライトが点滅する移動遊園地やアンティークショップのシャンデリアなど情景描写は秀逸だ。プラスチック製や陶器製、ぬいぐるみのファーといった、それぞれのキャラクターの素材感もより鮮明になり、その手触り感が伝わってきそうだ。

 ニールセン氏は「今回、移動遊園地などを徹底的にリサーチしたし、おもちゃ目線にもこだわった。たとえばカメラを地面に置いてみたり、遊園地の乗り物の下に入り込んだら、どう見えるのかといったことも考えた」と明かした。

 アンティークショップでの場面には、1950年代製の人形「ギャビー・ギャビー」がちょっと不気味な複数の腹話術人形を手下のように従えて登場し、ホラー映画のような仕立てになっている。

ボー・ピープが再登場

 また3作目には出ていなかったランプ飾りの羊飼い人形「ボー・ピープ」が今回、再登場。1、2作目に登場したときはピンクのドレスを身にまとった金髪の美しい姿だったが、今回、驚くほど変貌しているのも見どころだ。

 もともと、4作目の製作は、脚本家がボー・ピープがウッディの人生に再び現れるというアイデアを思いついたのがきっかけという。監督は「社内では、4作目のコードネームが『ピープ』と呼ばれていた。彼女は持ち主がいなくなっても、生き生きと活発に生きている。その彼女を再登場させることで、ウッディの世界を見る目がずっと広がると思った」という。

 トイ・ストーリーはシリーズを通して、大人も感動させてきたが、ニールセン氏は「この映画が誕生して四半世紀、自分たちの人生の中にトイ・ストーリーが関わっているからではないか。たとえば『1作目を見たとき、自分は何歳だっただろう?』『3作目を見たとき、自分の子供は何歳だっただろう?』と、必ず自分と関連付けて思い出せる部分があるからでは」と分析した。

 また、トイ・ストーリーに登場するキャラクターたちは、自分たちの持ち主である子供を見守りながら、ちゃんと面倒をみてあげないといけないという使命感と責任感を持っている。ニールセン氏によれば、それはちょうど“親”のような存在でもあり、その姿にも感動しているのではないかという。

最後のシーンは衝撃

 監督がいちばん感動したという最後のシーンは、トイ・ストーリーのファンには衝撃的かもしれない。監督は「ウッディは自分の目標を見つけた。でも私たちはみなウッディとバズがとても長い間、親友同士であったということを知っているので、最後のシーンはきっと心を揺さぶられるのではないか」と話した。

 ニールセン氏は「監督やチームのメンバーと、最新作はウッディの物語の最終章として、感動的なストーリーを作ることを最初から考えていたので、エンディングには満足している。ただ将来、何が起こるかわからない」と次回作の可能性もにおわせていた。

 トイ・ストーリー4は、本編が終わった後、いくつかのボーナスシーンが登場する。エンドロール後すぐに席を立たないことをおすすめする。東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。

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