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カキ、もみじ饅頭に変身…広島名物おもしろタオル開発秘話

「HONTOWAタオル」シリーズの広島の牡蠣。水につけると、30センチ四方のタオルになる
「HONTOWAタオル」シリーズの広島の牡蠣。水につけると、30センチ四方のタオルになる
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 広島名物の「カキ」を水につけたら、タオルになっちゃった-。綿100%のタオルを特殊な圧縮技術を用い、もみじ饅頭(まんじゅう)やレモンなどの広島名物にするタオル加工・販売業「光」(広島市中区)の「HONTOWAタオル」シリーズが話題を集めている。まるで本物のような質感を再現したのが特徴で、福場英治社長(55)は「技術の進歩や海外からの観光客増加がビジネスチャンスを生みだした」と開発秘話を語る。

人気シリーズに新作

 「焼いたらいけんよ!水に浸けてみんさい」

 どこから見てもカキの貝殻に見えるが、裏返すと身はなく、こう書かれた台紙が入っているだけ。実際にこの“カキの貝殻”を水につけてほぐすと、30センチ四方のタオルになる。

 HONTOWAタオルシリーズは平成29年から販売開始。もみじ饅頭▽レモン▽宮島しゃもじ▽平和のハト▽お好み焼きヘラ-の5種類に、今夏から新たに「広島の牡蠣(かき)」が加わった。

 「リアルなカキを再現するために、今年2月から何度も試作を重ねてきた」と福場社長。最近は3Dプリンターの普及などにより、データをプログラムすれば簡単に試作品ができるようになった。福場社長は「以前は試作段階でかなりのコストがかかっていたが、今ではコストがかからなくなり、何度もトライできるようになった」と話す。

質感再現に隠れた工夫

 光は昭和25年創業の老舗タオル加工業者。年商は約2億円だ。タオルに企業名を印刷するなどしたノベルティーグッズを製造・販売していたが、平成元年にタオルを圧縮する特殊技術を開発。野球やゴルフのボール、お守り、金色のアルミ箔(はく)に包んだ「金かい(金塊)?タオル」など、数多くの面白タオルを展開した。

 一方、阪神大震災が発生した平成7年には、圧縮技術を用いて非常用セットも開発。下着や軍手を圧縮するだけでなく、スリッパやサラシなども入れて各自治体に納入するなどしている。

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