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【プールサイド】自己ベスト連発 もう一人のメダル候補は大本里佳 

シドニー・オープン女子200メートル個人メドレーで優勝した大本里佳(中央)。左は2位の大橋悠依=5月、シドニー(共同)
シドニー・オープン女子200メートル個人メドレーで優勝した大本里佳(中央)。左は2位の大橋悠依=5月、シドニー(共同)

 水泳の世界選手権に、ブレイクの兆しを見せている選手が挑む。2014年以来の代表入りを果たした競泳女子200メートル個人メドレーの大本里佳(イトマン)だ。今季、自己ベストを連発する22歳のスイマーは、21、22日に行われる同種目に登場。前回銀メダルの大橋悠依(イトマン東進)とのダブル表彰台の期待もかかっている。

 「(成長速度は)予想以上。去年とは比べものにならないくらいタイムが出続けている」。今年に入り、その成長曲線には自身も驚きを隠せない。1月に行われた南オーストラリア州選手権は、出場した6種目全てで自己ベストをマーク。中でも本命種目の200メートル個人メドレーは、それまでの自己ベストを1秒05更新する2分9秒93をたたきだした。

 4月の日本選手権では、さらに自己ベストを0秒02更新して大橋に次ぐ2位。2分10秒97の派遣標準記録も突破し、5年ぶりに代表入りを果たした。

 まだまだ勢いは止まらない。5月のシドニーオープンは、17年から国内で女王に君臨してきた大橋を破って優勝。タイムも2年前の世界選手権で銅メダル相当の2分8秒64まで伸ばし、世界の見え方も変化した。

 「2分9秒9なら(世界選手権でも)決勝に残れるかどうかだけど、8秒(台)ならメダルを狙っていける」

 京都府生まれの少女はかつて、天才スイマーとして名をはせ、立命館高2年時にはパンパシフィック選手権代表にも選ばれた。

 しかし、翌々年の16年4月に行われたリオデジャネイロ五輪代表選考を兼ねた日本選手権は200メートル個人メドレーで6位に沈む。

 「今思えば余裕がなさすぎたというか…。リオの選考会しか見えていない自分がいたのは間違いない」

 土日はほぼマンツーマンで行われる練習に、孤独感も感じていた。「メニューの意図もよく分からないまま、とりあえず出されたものを繰り返しやるといった感じでした」。当然、タイムも伸びやんでいた。

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