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【最新電脳流行本事情】芥川の心情に触れ、“襦袢”にはまる 7月命日の文豪作品ランキング

 これも仕事なので、改めて『舞姫』を読み直したところ、鴎外がいまいち好きになれない理由にひとつ、気付いた。谷崎が「じゅばん」と書く「襦袢」を、鴎外は「はだぎ」と読ませているではないか。

 お堅いぞ、鴎外。そんなだめ出しをしつつ、気付けば『痴人の愛』のナオミも、『舞姫』のエリスも10代半ば。作中で恋に落ちる男たちも、作家自身の姿と重なる。さらに2人の文豪はともに東京帝国大で学び、死亡時刻は午前7時台。やや無理矢理感のある共通項探しを始めているうちに、2人の文豪は、あの世でどんな色恋話をしているのだろうかと妄想している自分がいたのであった。

     ◇

 ■調査方法

 5~6月に発信された読書感想とおぼしきツイート約48万5千件の中から、7月に死去した作家名を含むツイート約700件を抽出。文中に含まれる作品名をカウントした。検索対象とした作家と命日、逝去年は次の通り。

 ・森 鴎外=9日、大正11(1922)年

 ・子母澤寛(しもざわ・かん)=19日、昭和43(1968)年

 ・葛西善蔵=23日、昭和3(1928)年

 ・芥川龍之介=24日、昭和2(1927)年

 ・吉行淳之介=26日、平成6(1994)年

 ・森 敦=29日、平成元(1989)年

 ・谷崎潤一郎=30日、昭和40(1965)年

 ・幸田露伴=30日、昭和22(1947)年

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