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【メディア会見録】6月(中)宮内氏「今までになかったカラーに期待」

フジテレビの宮内正喜会長
フジテレビの宮内正喜会長

 6月に行われたテレビ・ラジオ各局の会見では、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)とフジテレビの両社の宮内正喜社長が後任の新社長2人に、「今までになかった新しいカラー、形が出てくることも期待している」と語った。

「業績の上で成果を出すことできた」

 【フジテレビ会見、6月7日午後3時~】

 《フジ・メディア・ホールディングス(FMH)と子会社のフジテレビの社長を兼務する宮内正喜氏が両社の会長に、フジテレビ社長には同社の遠藤龍之介専務が、FMH社長には同社の金光修専務が昇任。6月26日の株主総会を経て正式決定するのを前に、宮内社長が就任してからの2年間を振り返った》

 宮内社長「2年前に就任したときは、非常事態宣言という形で、とにかく業績アップ、視聴率アップを掲げて逆境からのスタートだった。とにかくフジテレビが新しく生まれ変わるべく、『変える、変わる』『変化は進化』というキャッチコピーを掲げ、この2年間、継続的に改革を行ってきた。現場には大きな負担を課したと思っているが、業績の上では成果を出すことができたと感謝している。視聴率も今年1月から先週までの平均が前年よりゴールデン帯(午後7~10時)で0・7ポイント、プライム帯(午後7~11時)で0・6ポイントのプラスに転じるなど若干、上向きの兆しが出ている。令和の時代を迎える直前の今年3月、フジテレビは開局60周年の節目を迎えたことも大変感慨深い。今後は、2年間FMHとフジテレビの社長を兼任した経験を生かし、会長としての務めを果たしたい。また来年のオリンピック・パラリンピックを機に、フジテレビとグループ全体、そして系列局を含め、さらなる飛躍を遂げたいと考えている」

 《宮内社長は新たに社長となる2人への期待も語った》

 宮内社長「わずかだが業績も視聴率も登り調子の様相が見えてきたという形のときに、よりこれを加速するためにどういう形がベストなのか、あるいはどういう形の経営陣体制がベストなのかを考えたときに、金光社長候補、遠藤社長候補の知見とキャリアをもってすれば、より今の業績をアップの方向に加速できるという自信が私としてはできたので、ここでバトンタッチをして頑張っていただきたい。もう一つ期待しているのは、この2人の個性、あるいはDNAを合わせることで、今までになかった新しいカラー、形が出てくることも期待している」

「有料多チャンネルの世界を広げたい」

 【衛星放送協会会見、6月10日午後4時45分~】

 《就任から1年が経過した小野直路会長(東北新社社外取締役)が、この1年を振り返った》

 小野会長「昨年12月1日に(超高精細映像の)4K・8Kが開始され、放送が新しいステージに入った。放送を取り巻く環境については、OTT(インターネット経由の動画などの配信サービス)の攻勢に日々直面している。このようなネットの状況から、今後の放送はどうあるべきか考えさせられる1年だった」

 《続いて、協会の課題についても言及した》

 小野会長「4K・8Kに関しては、これまで経験したアナログ終了、ハイビジョン化に比べると、動きが今ひとつ活発化していないのが正直な印象。会員社の4Kチャンネルにはアンテナ問題があり、直接受信の普及にはまだまだ課題が多い。そのため、期待しているのは、アンテナを介さない視聴の形。その1つはケーブルテレビ。9月からのラグビーW杯、来年の東京五輪・パラリンピックを前に、受信機普及が期待されると思うので、積極的な働きかけを進めたい。放送界全体にとって、ネットへの対応は大きな課題。昨年6月、協会内にネット委員会を立ち上げ、業界内の課題整理や研究などさまざまな活動を行ってきた。また先日、NHKの常時同時配信に向けた改正放送法が成立し、通信と放送の関係は新たな段階に向かう。有料多チャンネル事業者としても、ネットが作り出しつつある新しい可能性を活用しながら、有料多チャンネルの世界を広げていきたい。その上で、有料多チャンネル放送の事業者の成長には、オリジナルコンテンツをどう増やしていくかが大きな鍵だ。また先般、BSで新チャンネル認定申請の受付結果が公表され、今後新たなチャンネルが認定される見込み。新チャンネルの参入でBS全体がさらに活気づくことを期待する」

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