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【TVクリップ】「ベビーシッター・ギン!」 大野拓朗「思い入れのある作品になる予感」

ドラマ「ベビーシッター・ギン!」での主演の意気込みを語る大野拓朗 
ドラマ「ベビーシッター・ギン!」での主演の意気込みを語る大野拓朗 

 家族の絆、子育ての悩みという普遍的なテーマを、ミュージカル風の演出を交えて描く。男性でありながら英国淑女の装いでベビーシッター業を営む主人公・ギンが、悩める家族に助けの手を差し伸べる。原作は平成9年から19年まで漫画雑誌「Kiss」(講談社)で連載された大和和紀の同名大ヒット作品。

 「10年ぐらいに前に原作を読んで、いつかやってみたいと思ってきた役だった。自分にとって思い入れのある作品になるのだろうという予感がしています」

 役作りでは、蜷川幸雄演出の舞台「ヴェニスの商人」(25年)で演じた娘役の経験を生かして、ダイエットやメークの研究などを徹底した。

 ベビーシッターという設定上、乳児や幼児を相手に芝居する場面が多くある。彼らを侮っていたわけではないが、「ミュージカルシーンで僕の動きに合わせるように手足をばたばたさせたり、にっこり笑いかけたりしてくれたんです。予想外の動きで絶妙なニュアンスをつくり出してくれています」と感心する。

 「特に赤ちゃんは撮影のわずかな期間でも、日々できることが増えていく。成長を間近で見ているのは感動がありますね」。子供への温かいまなざしは体に変化をもたらしたといい、「母性があふれ出てホルモンバランスが崩れちゃったのか、額にニキビがたくさん。こんなことは思春期以来。背中のラインは自分でもどきっとするくらい、女性らしくなってきています」と驚きのエピソードも。

 30日放送開始の第1話では、子育てに疲れ果てた久美子(鈴木杏)のもとをギンが訪れ、妻の悩みに寄り添おうとしない夫の誠(渡部豪太)とも向き合う。

 厚生労働省の調査では、30年度の育休取得率は女性の約82%に対し、男性は約6%にとどまる。頼れる人がいない状況下で孤立を深める女性も少なくない。子供がいればどの家庭でも一度は直面しそうな問題に、「悩みや不満は共有した方がいいはず。いっぱい話し合って妥協点を見つけて、それをくり返しながら家族ができていく。そのためには互いの信頼感が大切なんじゃないかな」と考えをめぐらせている。「今まさに子育てに苦しんでいる人には、子供を愛しく感じる、気持ちの余裕を取り戻すための時間としてこのドラマを見てもらえたらうれしいです」。がんばっている全ての家族へのエールをこめた。 (文化部 石井那納子)

おおの・たくろう 昭和63年、東京都生まれ。平成22年に「キャンパスター☆H50」でグランプリを受賞し、同年、映画「インシテミル~7日間のデス・ゲーム~」で俳優デビュー。24年のミュージカル「エリザベート」では、若く繊細な皇太子、ルドルフ役を熱演した。映画初主演を果たした29年「猫忍」、30年のNHK大河ドラマ「西郷どん」などの時代劇でも存在感を示し、人気を博す。

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