PR

ニュース プレミアム

【藤本欣也の中国探訪】香港200万人デモの衝撃 「天安門」との類似点

 香港の憲法である基本法には、行政長官を普通選挙で選ぶことが「最終目標」と明記されているものの、依然として先行きは不透明だ。現状では、親中派が圧倒的に多い選挙委員会(1200人)による間接投票で選出するため、林鄭氏の後任を選ぶことになっても親中派しか当選できない。

 今後のデモでは「普通選挙要求」の声がいや応にも高まっていくはずだ。

 ただ、大規模デモで政府から譲歩を引き出す「街頭の民主主義」によって、普選まで勝ち取れるのか。

 行政長官弁公室と解放軍駐屯地が隣り合う香港の現実に、市民はどこまで挑戦することができるだろう。

 行政長官が「虎の威を借るキツネ」や「蛇ににらまれたカエル」と化したような香港において、真の意味で「港人治港」(香港人が香港を統治する)を実現するのは容易ではない。

 街頭の民主主義の行き着く先は絶望か希望か。「一国」という現実を見せつけられるのか、「二制度」の輝きを取り戻すのか。

 目覚めた香港市民たちの行進は始まったばかりだ。

=中国総局長

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ