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【医学部受験の現場から(3)】受験生は「人間力」も見られる 河合塾・山口和彦

企業の面接に向かう大学生ら。最近の医学部入試の面接では、就職試験で尋ねられるような質問もある(2017年6月、大阪市内)
企業の面接に向かう大学生ら。最近の医学部入試の面接では、就職試験で尋ねられるような質問もある(2017年6月、大阪市内)
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 医学部入試は、入学後に高度な教学内容を習得する基礎学力が必要になりますから、合格する学力基準が当然高くなる。また、学力に加えて「人間力」が必要とされる入試、といってよいだろう。

 私たちはいずれ生徒たちの診療を受ける日が来ることを願って、合格のためにサポートしている。彼らの患者になりうるという点からも、彼らにはあらゆる世代とコミュニケーションをとることができ、不測の事態の中で役割を果たせ、人を思いやり、先を読んだ動きができる人になってほしいところだ。

 医学部入試ではそういった側面を見極めるためか、ほとんどの入試に面接試験があり、いくつかの大学の入試要項には、「医療に携わるのに不適格であると判断された場合、学力試験結果にかかわらず不合格になる場合がある」という趣旨が記載されている。

 20年以上前の面接試験導入当初、質問内容は形式的なものも多く見受けられた。しかし最近は、生徒に問題解決に向けた行動をとっているかを尋ねたり、自分のことを客観的に説明させたりと傾向が変わっている。

 「苦手な人とどのようにうまくやっていくか」「自分の短所をどのように克服しようとしているか」「友人はあなたのことをどのように評価しているか」など、まるで就職試験で尋ねられるような内容もある。これは医学部受験以前に、人としてのあり方を問われているといえなくもない。

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