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【国際情勢分析】“狂犬”マティス氏不在のアジア安保会議 シャナハン氏に不安感

 ただ、簑原氏は「問題はフランスの国防相が中国に対して妥協しない強い姿勢を鮮明に打ち出しても中国は全く意に介さないということだ」と話す。英海軍の演習についても「やっていることは素晴らしいが、乗船させてもらった英紙タイムズの記者が『装備がアンティーク(古物)なのは否めない』と話していた」というエピソードを紹介し、「米国を補完する屈強な存在が見当たらない」と嘆いた。

■日本の出番、戦略は?

 「その役割は、本来なら日本が担わなければならない」と苦言を呈するのは簑原氏だ。

 簑原氏は、岩屋防衛相が講演で言及した「自由で開かれたインド太平洋」について、「最後に『戦略』という言葉が欠落している点が米国と違う。たった2文字だが、戦略という誰かを対象としている言葉をあえて使わなくなったのは中国に対する配慮にほかならない」と指摘。「今の日本に求められているのは、中国のさらなる膨張を食い止める『自由で開かれたインド太平洋戦略』へのより実質的な貢献ではないか」と述べ、明確な戦略意識を持つ重要性を強調した。(外信部 平田雄介)

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