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元AKB、べっぴんさん…「ローマの休日」日本版なるか 「地方創生ムービー」続々

被災地に光当てた映画

 「酒都」として知られる西条地区を抱える広島県東広島市を中心に撮影されたのが、昨年10月公開の「恋のしずく」(瀬木直貴監督)だ。AKB48の元メンバー、川栄李奈さん(24)の初主演作で、農大生の主人公が酒造りに触れ、恋に目覚めるという内容で物語は進む。

 市などでつくる「応援する会」が支援して制作が進む中、西日本豪雨が起こったのは昨夏。東広島市では関連死を含め19人が犠牲となり、ロケ地のひとつ、同市安芸津町の「柄(つか)酒造」も泥水の流入で機械類がほぼ全滅という被害に遭った。

 同社は約170年の歴史を持つ老舗だが、社長の柄宣行さん(64)は一時、再開を諦めそうになったことも。しかし、瀬木監督ら約30人が駆けつけて土砂を撤去するなどし、元に戻りゆく酒蔵を目にした柄さんは、復旧を決めた。

 困難を越えて公開された作品は地域に活力を与えた。「応援する会」によると、豪雨が発生した30年7月に西条地区を訪れた観光客数は約2千人と前年同月の半分だったが、映画が公開された30年10月は約6300人にまで回復。現地では「映画を見て訪れたくなった」との声も上がったという。

 再び酒づくりに取り組む柄さんは「私自身、前を向いて酒をつくることが恩返しになる」と語った。

映画が地域イメージ作る

 「鬼ガール!!」のゼネラルプロデューサーで大阪府議の西野修平さん(46)は「映画制作を一過性のイベントにしてはいけない」と強調。公開後は劇中で登場する「映画祭」を実際に行ったり、菓子や酒類を販売するなど映画を契機に地域活性化へつなげるという。

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