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【TVクリップ】「わたし、定時で帰ります。」向井理「最後はドラマらしい終わり方に」

TBSドラマ「わたし、定時で帰ります。」に出演している俳優の向井理(寺河内美奈撮影)
TBSドラマ「わたし、定時で帰ります。」に出演している俳優の向井理(寺河内美奈撮影)

 4月に働き方改革関連法が施行され、まさに時流を捉えたドラマといっていい本作が、いよいよクライマックスを迎える。主人公の東山結衣(吉高由里子)の元婚約者で、かつ会社の上司でもある種田晃太郎を演じてきた。

 「せりふが膨大にあるわけではない。でもその分、表情や目線だけで分かってもらうことが必要で。やりがいも難しさもあった役ですね」

 昨年の1月期に、同じ火曜10時枠で出演した「きみが心に棲みついた」でも、主人公の元恋人で上司役を演じたが、同作のように分かりやすいキャラクターではない。だから今回は「自然な感じやリアリティーのある演技を心掛けたが、こういう人物というのが具体的に分かりにくかった分、正解がなくて難しかった」と打ち明ける。

 ドラマにはひと癖もふた癖もある上司の福永清次(ユースケ・サンタマリア)が登場し、いわゆる“むちゃ振り”をするシーンも描かれてきた。自身はサラリーマン経験があり、「昔、こんなシチュエーションがあったなあ」と思い出すこともあったという。とはいえ、「ユースケさんの福永も、社員を困らせようとしているのではなく、価値観の違い。時代が変わり、価値観も少しずつ気付かない速度で、でも劇的に変わっている」との思いが頭をよぎったという。

 今回のドラマは、これまでのドラマと「ペース配分が違う」。ストレートに働き方改革というわけでもないが、「ドラマは毎日撮影が当たり前だったのに、このドラマは撮影休みの日が多かったり、特に序盤は、(共演陣などに)『久しぶり』ということも多かった」と話す。働き方改革については、「働き方というのは画一的に当てはめられないので、一人ひとりに合った働き方を選べる制度だといいですね」と語る。役者としては「個人事業主のようなものだから、休もうと思えば休めます。ただ働かないと給料がもらえないですから」と笑う。

 主人公の結衣は前回、自身の信念を曲げてまで残業すると決めたが、「それは何かを守ろうとしているのであって、その先に何があるかが、最終回のテーマ」と明かす。「会社や社会の着地点が描かれる。最後はドラマらしい終わり方になっているので、ぜひ見届けてほしい」。淡々と語る言葉の裏にある熱に、自信が込められていた。  (兼松康)

      ◇

むかい・おさむ 昭和57年、神奈川県生まれ。平成18年デビュー。22年にNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でヒロインの夫役を務め、翌23年には大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に出演するなど、広く人気を博す。26年には女優の国仲涼子と結婚。21日公開予定の映画「ザ・ファブル」や7月11日から上演予定の主演舞台「美しく青く」など、映画、舞台でも幅広く活躍している。特技はサッカー。

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