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大英博物館でManga展(下) 「漫画を世界文化遺産に」今後は「萌え」も?

大英博物館での「Manga」展の様子。スクリーンには漫画のページや日本の書店の様子などが映っている(本間英士撮影)
大英博物館での「Manga」展の様子。スクリーンには漫画のページや日本の書店の様子などが映っている(本間英士撮影)

 世界の至宝や文化遺産が集結するロンドンの大英博物館で、日本漫画の歩みを紹介する「Manga」展が開催中だ。企画した日英両国の関係者の工夫が随所に光り、普段漫画に慣れ親しんでいる日本人にとっても学ぶことが多い内容だ。一方で、関係者は「原画」が海外へ流出してしまう危険性も指摘している。

(文化部 本間英士)

SNS映え意識

 大勢で楽しめる映画や音楽、美術館で他の人と鑑賞するスタイルが定着している絵画とは異なり、漫画は基本的に1人で楽しむメディアだ。だからこそ、どのように漫画の魅力を英国人に伝えるのか。展示からは苦心の跡が見受けられた。

 まず感じたのがSNS、いわゆる「インスタ映え」の意識だった。館内は一部展示を除き撮影可能。『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空など、好みのキャラクターのパネルの前で、多くの若者が画像を撮っていた。また、写真撮影コーナーの前では長蛇の列が…。撮った写真が自動的に漫画のコマのようにデフォルメされる仕組みのようだ。ワクワクするような仕掛けや展示を盛り込むことで、ともすれば学術一辺倒の展示になる恐れを防いでいた。

 英ケント州から訪れ、バーチャルアイドル「初音ミク」のコスプレをしていたポピーさん(11)は「とても楽しかったし、来てよかった。特に『美少女戦士セーラームーン』の展示がすごくよかった」と目を輝かせていた。

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