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大英博物館でManga展(上) 国外で史上最大規模、河鍋暁斎からコミケまで

 同展キュレーターのニコル・クーリッジ・ルマニエールさん=イーストアングリア大教授=は、流暢(りゅうちょう)な日本語でこう説明する。考古学者のニコルさんは大の漫画好き。その熱意と造詣の深さは日本人も顔負けだ。研究のため来日した際、漫画にハマり、漫画を読むことが日本語を学ぶ上で大きな助けになったという。

 「日本人のストーリーテリング(物語を語る)能力は天才的。SFにラブストーリー、スポーツなどさまざまなジャンルがあり、『いちえふ』(福島第1原子力発電所のルポ漫画)など社会派作品もある。米国や欧州のコミックとはまた違った美しい絵と線が想像力をかきたて、読んでいて物語に入り込めることも魅力です」

漫画特有の記号も解説

 展示場の広さは約1100平方メートル。6つのゾーンで構成される。最初に紹介するのは漫画の「描き方」と「読み方」だ。作者がどのように漫画を描くのか、編集者は作品にどう関わるのかを、動画と文章で紹介。コマを読み進める流れや、怒り、涙などを表した漫画特有の記号「漫符(まんぷ)」についても解説している。

 「英国でも『ONE PIECE(ワンピース)』などは有名ですが、多くの英国人はそもそも漫画とアニメの区別がついていませんし、どのコマから読めばいいのか分からない人も多い。この展覧会を通じ、英国の人も漫画を読めるようになってくれることを期待しています」(ニコルさん)

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