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【時刻表は読み物です】鉄道ファン垂涎!日本「唯一」の絶景・大畑駅

名刺がびっしりと貼られた大畑駅の駅舎内部
名刺がびっしりと貼られた大畑駅の駅舎内部
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 山間にひっそりとたたずむ大畑駅がにぎわう時間がある。観光列車「いさぶろう」「しんぺい」が停車するときだ。人吉からやってきた「いさぶろう」が到着すると、ホームは数分の停車時間で大畑駅を満喫しようとする乗客であふれかえった。駅舎に入って名刺を貼ったり、記念撮影したり、売店で買い物したりと人々は思い思いに過ごす。

 やがて列車は出発。やってきた方向へ進んでスイッチバックに入り、再び進行方向を変えてループ線に入線し、肥薩線で最も高所にある次の矢岳駅を目指す。エンジン音が遠ざかって聞こえなくなると、大畑駅には再び静寂が訪れた。

大畑駅からループ線を走る列車を望む
大畑駅からループ線を走る列車を望む
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 110年前に開通した肥薩線は当時、鹿児島本線だった。後の八代-川内-鹿児島を結ぶ海沿いのルートは敵国艦の標的になる可能性があるため、八代-人吉-鹿児島の山越えルートの建設が決まったという。列車は坂に弱い。人吉駅と矢岳(やたけ)駅の標高差430メートルを克服するため、ループ線、スイッチバックが採用された。難工事の末に開通した人吉-吉松間の「矢岳越え」。この区間に広がる、えびの高原と霧島連山を望む景色は、国鉄が制定したといわれている「日本三大車窓」のひとつに数えられている(残りの2つは篠ノ井線の姨捨駅=長野、根室本線の落合-新得間=北海道、新線開通で現在は消滅)。

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