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【新大人の遠足】福島・土湯温泉 危機で一丸、街並み再生

 土湯温泉観光協会の池田和也事務局長(61)は「建物はくたびれて空き家も目立ち、数年前まで街はモノクロのイメージだった」と振り返る。「これが一新され、訪れた人は『変わった』と言ってくれる」と満足そう。温泉街を見渡す高台から見る景色は、茶系で落ち着いた雰囲気に包まれていた。

 また、5月24日には廃業した旅館を整備したまちおこしセンター「湯楽座」(ゆらくざ)と観光交流センター「湯愛舞台」(ゆめぶたい)がオープン。湯楽座には地場産品販売所やレストランがあり、素泊まり(1泊4000円~)もできる。

 向かいにある公衆浴場「中之湯」(大人500円)と併せて利用すれば、宿泊と温泉を手軽に楽しめる。源泉かけ流しで単純温泉と炭酸水素塩泉の2種類を堪能できるのがうれしい。

 土湯温泉はこけしの産地としても知られる。江戸時代末期に東北の温泉地で発祥したとされるこけしは、湯治客の土産品として広まった。

 温泉街には、こけしの製造販売を手がける土産物店や工房も点在する。頭が小さめで胴も細め、おちょぼ口で表情の明るさが特徴という「土湯こけし」。散策がてら、素朴でぬくもりある伝統工芸に触れるのも悪くない。(芹沢伸生)

■土湯温泉 福島駅東口から路線バス「土湯温泉」行きで約40分。東北自動車道・福島西ICから国道115号経由で約20分。問い合わせは土湯温泉観光協会024・595・2217。

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