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【法廷から】ペンチで歯折り、太ももに竹串 同居女性に加えられた暴行

 検察側の主張によると、2人は、病院の医師や自宅を訪れた警察官に対して「『自分でやった』って言え」と嘘をつくよう女性に強要。女性は証人として出廷した公判で、「『逃げたら(別の場所に住む)おまえの子供にも同じことをするからな』といわれ、子供を守りたい気持ちから逃げ出せなかった」と証言した。女性によると、借金返済を名目に給与は全て小倉被告に渡し、食事も与えられていなかったという。

 30年5月、近くのコンビニエンスストアを訪れたところを女性店員が「3カ月前から顔などを腫らした女性がいる」と交番に通報し、女性は保護。このほかにも突っ張り棒が折れるほどの力で体をたたかれたり、正座した状態で太ももに2~3回竹串を刺されたり、コードで背中をむち打ちされたりする暴行を受けていたといい、女性は左眼球の網膜剥離(はくり)、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などと診断された。

 これに対し、小倉被告の弁護人と、高村被告の弁護人は公判で「互いが被害者を脅しているところも見たことがない」と主張。共謀についても「それぞれ単独で暴行を行ったもので、お互いの暴行は見たことがなく、話し合って暴力を振るったこともない」と一致して否定している。

 一方、女性は「熱湯を1人がかけ終わったら、もう1人にかけられた」「1人が暴力を振るい、『やめて』と叫ぶと『うるさいから黙れ』ともう1人が怒鳴ったりしていた」と法廷で証言。検察側は論告で共謀関係が成り立つと主張し、両被告に懲役7年を求刑した。

 「被害者は現在も日常生活に支障をきたしており、身勝手な動機に情状の余地はない」と訴える検察側と、「暴行の事実も一部認め、被害弁済も誓約している」として執行猶予付き判決を求める弁護側。判決は今月26日に言い渡される。

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