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「富士山登山鉄道」構想がいよいよ発車 霊峰の麓から5合目

 県は勉強会を検討会に格上げし、参院選後なるべく早い時期に初会合を開きたい考えだ。

事業主体は民間

 建設には数百億円とも2000億円ともいわれる多大な費用がかかる。担当の藤巻美文知事政策補佐官は「県の仕事は知事の公約である『構想の検討』。県営鉄道になることはあり得ない。後は民間がやること」と説明する。

 事業主体については地元関係者らの間で憶測を呼んでいる。富士山登山鉄道は富士急が積極的な構想と受け止められてきたが、富士急のオーナー一族である堀内家とかつて選挙で争ってきた長崎氏が今は推進しているからだ。

 県幹部は「特定の企業が事業にどう関与するかという問題ではない。オールジャパン、そして世界の企業が入る壮大な事業になるだろう」と話す。

 構想が固まっても、ヘアピンカーブや急勾配を鉄道が走れるのかという技術的な問題や、世界遺産である富士山を開発することがどこまで許されるのかという課題がある。

 勉強会で日枝久フジサンケイグループ代表は、天皇陛下が皇太子時代に登山専門誌に書かれた次の一節を紹介した。

 「富士山の自然が守られ、今後何世代にもわたり、人々が富士山の美しさを享受できるよう心から願わずにはいられない」

 自然を守ることを大前提に富士山の恩恵を受ける。それが勉強会メンバーの共通認識だ。(渡辺浩)

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