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【サッカー通信】18日からACL決勝T 日本勢3連覇へ3チームが進出

ACL最終節でメルボルン・ビクトリーの本田(左)と競り合う広島・森島=5月22日、メルボルン(共同)
ACL最終節でメルボルン・ビクトリーの本田(左)と競り合う広島・森島=5月22日、メルボルン(共同)

 アジアのサッカークラブナンバーワンを決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は1次リーグを終え、16強が出そろった。4チームが出場した日本勢は昨季のJ1王者、川崎が敗退したものの、鹿島、広島、浦和の3チームが突破。2017年の浦和、18年の鹿島に続く日本勢3連覇をかけ、18日からの決勝トーナメントに臨む。

 ACLは、アジア各国から国内リーグ王者やプレーオフを勝ち上がった32クラブが参加し、アジア王者を決定する大会。1次リーグは4チームずつ計8組に分かれて行われ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。決勝トーナメントは全戦ホームアンドアウェー方式で行う。日本勢は07年に浦和、08年にG大阪、17年に浦和、18年に鹿島が優勝している。

 今季の1次リーグの戦いぶりを振り返ると、E組の鹿島は、3節を終えた段階では2勝1分けの勝ち点7で首位に立ち、突破は安泰と思われたが、そこから2連敗。

 最終節の山東(中国)戦も先制を許したが、途中出場のFW伊藤が2得点で競り勝ち、なんとかE組2位で決勝トーナメント進出を決めた。大岩監督は「ACLの厳しさ、難しさを感じた。次のラウンドに向けてしっかりと準備したい」と、これまでにアルイテハド(サウジアラビア)しか成し遂げていない2連覇へ立て直しを図る。

 日本勢で唯一、1次リーグを首位突破したのはF組の広島。初戦の広州恒大(中国)戦は0-2で完敗したが、その後は5連勝。圧倒的な成績で、最終節を待つことなく、決勝トーナメント進出を決めた。

 同期間、リーグでは調子を崩したが、ACLでは変わらず好結果を残したチームに、城福監督は「受け入れがたい結果が出ても、我慢して取り組んできた結果」と胸を張る。出場機会を得たMF森島ら若手がアピールしようと好プレーを見せたことが奏功した。

 2季ぶりの優勝を目指す浦和は終盤の2戦に連勝し、G組2位に滑り込んだ。勝ち点で並んでいた北京国安(中国)との最終戦は主将の柏木が前半13分に負傷交代するアクシデントに遭いながら、FW武藤の1得点2アシストで3-0で完勝した。

 昨季は鹿島だけしか進出できなかった決勝トーナメントに、今季は日本勢3チームが駒を進め、Jリーグの村井チェアマンは「4チームの1次リーグ通過には力が及ばなかったが、なんとか頑張ってくれた」と評価。決勝トーナメントでの躍進にも期待がかかる。

 とはいえ、長距離移動もある海外勢との戦いと、Jリーグなどを並行してこなす過密日程は簡単なものではない。選手層の厚さ、戦略、コンディショニングなど、さまざまな準備が求められる。

 J1第14節終了時点(6月1日現在)で、ACLで決勝トーナメント進出を決めた3クラブは鹿島が5位、広島が8位とふるわない。10位に甘んじる浦和にいたっては、オリベイラ監督が更迭され、厳しい状況に陥っている。

 一方で、J1では2位と好調な川崎が、ACLでは1次リーグ敗退。シーズン序盤にある程度ピークを持ってこれるようチーム作りをしてきたはずの昨季のJ1王者が、本領を発揮できないままアジアでの戦いから去ることになったのも、いかにACLとJ1の両立が難しいかを示唆する。

 注目の決勝トーナメント1回戦は、第1戦が6月18、19日に、第2戦が25、26日に行われ、広島-鹿島の日本勢対決が実現。浦和は川崎のH組を首位通過した蔚山(韓国)と戦う。日本勢の3連覇に期待したい。(運動部 五十嵐一)

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