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【時刻表は読み物です】平成のご成婚で大ブーム「小和田駅」で恋愛成就

小和田駅の駅舎に掲げられた旧式の駅名板
小和田駅の駅舎に掲げられた旧式の駅名板
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 東海道線の豊橋駅(愛知県豊橋市)と中央線の辰野駅(長野県辰野町)を結ぶ飯田線。路線名の由来になっている飯田(長野県飯田市)や豊橋付近などを除いては、天竜川に沿うように険しい山間部を走る区間が多いローカル線だ。そのため人里離れた場所にある駅が多数あり、それらは「秘境駅」と呼ばれ、訪れる人は多い。その中で最も有名なのが「小和田(こわだ)駅」(静岡県浜松市)。読み方は違うが、皇后さまの実家「小和田(おわだ)家」と同じ表記の駅として、皇太子時代の天皇陛下と雅子さまがご成婚された平成5年には人気スポットとなった。

 JTB時刻表の飯田線のページを開くと、左側に上から下まで駅名がずらりと並ぶ。豊橋から辰野まで、その数94。営業距離が195・7キロなので駅の間隔は2キロ強と非常に短い。それらの駅に丹念に停車していく普通列車の所要時間は6~7時間。「乗り鉄」にはたまらない旅だろう。

 豊橋から小和田駅は80キロあまり。ホームに降り立つと、周辺に人家はなく、道路も通っていない。静岡県の平成29年度の統計では、小和田駅の一日平均の乗車人員は定期利用3人を含む8人だが、にわかには信じがたいほどだ。駅の所在地は静岡県だが、すぐそばを流れる天竜川の対岸は愛知県、上流は長野県。3県の境にあることから、ホームには3県の位置関係を示す標識が立っている。

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